2025年5月
げんべいは生分解性促進添加剤「eco-one®」を添加した環境に配慮したビーチサンダルの販売をスタートしました。
このページでは
環境問題に対してのこれまでの取り組みと本製品が出来るまでの過程をご紹介させて頂きます。
私たちの生活から出たプラスチックごみが適切に処理されないまま海に流れ、海の環境や生き物に深刻な影響を与えていることが近年問題視されています。2025年現在では、年間800万トン近いプラスチックごみが海へ流れています。そして2050年には、海洋プラスチックごみの数が海の中にいる魚の数を上回ると予測されています。
げんべいがメインで扱っているビーチサンダルも海に流されてしまえば海洋プラスチックごみの一端を担う存在です。げんべいとしてもこの問題に何か取り組めないかと思い、2016年前後から模索してきました。
取り組み当初は、履き古したビーチサンダルを中心にビーサンオブジェを作成したり、ヨットやクルーザーの緩衝材として取り入れる※1など、なるべく「捨てない」取り組みをしてきました。※1 一般社団法人 横浜港振興協会様との取り組みはこちらから
しかしそれらも根本的な解決といえるものではありません。
ビーサンをつくる段階からなにか取り組めないかと調べていく中で「生分解」※2という考え方に出会いました。※2 生分解とは、バクテリアなどの微生物が物質を分解することで自然に還す働きのことを指します。
2021年頃から本格的に情報収集や展示会へ足を運んでいく中で、素材の生分解を早める生分解性促進添加剤というものがあることを知りました。
国内外問わず様々な生分解性促進添加剤がある中で、ビーチサンダルの素材に合うのか試作品を重ねながら検証していき、最終的に「eco-one®」を採用することに決定いたしました。
今回のビーチサンダルには、そんな生分解を促進する「eco-one®」を添加することで通常のビーチサンダルよりも自然に還りやすい製品となっています。
※微生物が豊富にいる土壌や海洋環境下で生分解が促進されるため、日常生活の中では耐久性が落ちることはありません。
アメリカの検査機関 Eden Research Laboratory (ERL)による生分解試験(106日間)の結果、通常のビーサンサンダルに比べて3倍以上生分解が進んでいることが実証されました。
106日以降も通常のビーチサンダルに比べて継続して生分解が促進されることが期待されます。
ビーチサンダル工場と調整を重ねながら、5~10年後にはげんべいで取り扱う全てのビーチサンダルに「eco-one®」を添加していく予定です。
ただ、私たちは今回の取り組みも一つの選択肢にすぎないと考えています。
ビーチサンダル以外にもTシャツの廃材など取り組めることがあると考えています。
世の中にとっては小さな一歩かもしれませんが、げんべいとして出来ることを着実に進めていきます。



